ワセカープ(早稲田大学カープ)合格体験記!

ワセカープは早稲田生を中心としたアカデミック・ボランティアサークルです! ✊このブログでは現在早稲田大学に通っているサークルメンバーの合格体験記や勉強法などなどを記事にしました!✨少しでも難関大学合格を目指す皆さんの助けになれば嬉しいです!(^▽^)/

2019年度 文化構想学部(新思考入試)

① 進学先、併願校とその合否

★進学先
早稲田大学文化構想学部

★併願校
なし

②高校での生活(部活や勉強など)
地元屈指の県立進学校に通っていました。一年生の時は新聞部と文芸部を兼部していて、新聞部は二年生までやっていました。学校は嫌いではなかったのですが、二年生頃から勉強というものに対して急にモチベーションが湧かなくなり、特に理系科目に関しては零点同然の成績を連発していました。三年生になっても、やらなければと思いつつ、何もやれない日々が続いていました。青春を謳歌したり遊んだりといったこともなく、ただ一日を惰性で消費する日々が続きました。根本的に高校の勉強が苦手で、しかも学校のペースに合わせて勉強するということが輪をかけて死ぬほど苦手でした。塾、予備校に通ったこともなく、浪人時代も主に書籍を使って自分のペースで勉強していました。
勉強への苦手意識は浪人してからも消えませんでした。そして恐らくそれは勉強法が悪いとか、やり方が間違っているといった問題ではありませんでした。なぜなら書店のあらゆる合格体験記を読み、勉強法を試行錯誤してみても、受験勉強で日々やりがいや刺激、成長を実感しながら勉強出来た感覚がほとんどないからです。根本的に受験勉強というものが性に合わないタイプだったと言えます。

③大学の志望動機
早稲田大学を意識したのは、小学校の頃からです。父親が早稲田出身で、よく大学スポーツで早稲田を応援したり、早稲田の応援団の動画を観たり、誕生日に早稲田に連れて行ってもらったりしていました。従って高校進学の時点で大学に行くとしたら早稲田しかないと思うようになりました。他の選択肢は考えられず、周りにもそのことを伝えていました。早稲田グッズで身を固め、学校でも早稲田の校歌を口ずさみ、机の前には「早稲田が僕を呼んでいる!!」「早稲田に○○(自分の名前)ありと言われたい!!」「早稲田で世界を変える!!」と書いた紙を貼りました。従って、何浪してでも、死んでも早稲田に行くしかない、というか行かなければ死ぬという雰囲気ができ、退路が断たれました。
ちなみに僕の将来の夢は地元市役所の公務員になり、地域に貢献することです。そのためにも、一度上京し早稲田大学という刺激と多様性ある環境に自分を置き、グローバルな観点を養うことが、地域貢献の第一歩にもなると考えました。

④具体的な勉強法
https://ameblo.jp/wasecarp2020/

⑤赤本はいつから?
早稲田の赤本は高2の夏から手に入れていましたが、正直解くのが怖くて長い間放置していました。本格的に解きはじめたのは一浪目の冬からです。
赤本は下手な問題集や参考書、模試の演習をやるよりよほど栄養価が高い珠玉の教材です。本番で、同じ問題や似たような問題が過去問から出題されることもよくあります。もったいぶらず、徹底活用すべきです。

⑥進学先対策
僕は早稲田大学が2017年度から始めた地域連携型新思考入試という形態で受験したので、一般でも推薦でもない少々特殊な対策が必要になりました。まず、自分がどれほど地域に貢献してきたか、これからどのように貢献していきたいかを考え、一次試験の志望理由書に情熱をぶつけました。二次の小論文には、図書館から地域再生関連の書籍を大量に借りてきて読んで備えました。小論文は、個性的なアイデアを、没個性的なパターン構造の文章に組み立てることが大切です。「吉岡のなるほど小論文講義」という本がめちゃくちゃ参考になりました。あとは三次のセンター試験3科目で、過去問と過去問で構成された問題集を使って対策しました。

⑦モチベーションの維持方法、ぶっちゃけエピソード、これだけは伝えたいアドバイス
1.最終的にはなんとかなります!!
死ぬほど早稲田に行きたかったのですが、死ぬほど受験勉強が苦手で、現実逃避ばかりしていました。現役浪人合わせて5年間、英国世界史3科目しか勉強してきませんでしたが、二浪目の易化したセンター試験(3科目のみ)で9割届かない、という点数でした。受験勉強に勝利した、という感覚は全くありません。自分は何をしてきたのか、なんで早稲田に入れたのか、今でもナゾです。それでも早稲田に入れたのですから、なんとかなるものです。どんなにどん底に陥っても、大丈夫だと信じて、顔だけは上を向いていたら、なんとかなるものです。
2.あなたが「受験産業の海」に飲まれず、自分の確信を貫けますように!
今日、日本には合格体験記も教材も勉強法も教育システムも星の数ほどあります。僕も早慶合格体験記、最強の勉強法などと名のつくものを山ほど読み、「先輩のアドバイス」を山ほど聞きました。ナニをナン周「してください」、ナニナニが「鉄則」です、などという決めつけ調、命令調にブチ切れそうになったり、まるで正反対の勉強法を薦められるのに困惑し、途方に暮れ、病みそうになりました。
しかし要は「受験産業」なのです。受験生の精神構造を分析し、不安を意図的にあおり、魅惑的なキャッチコピーや広告で、利潤を生み出そうとする巨大なシステムが、必然的に生まれ存在しているということです。受験をするということは、その中に取り込まれ、生き抜いていくということなのです。だから、受験に勝つ人は、謙虚な姿勢で方法を模索しながらも、ひとたび確信の持てるやり方、教材を見つけたら、気にせず飲まれず乱されず、それを信じやり抜く強さを持っていると思います。
そしてそうやって得ていく強さこそが、勉強した内容以上に、これから人生で絶対に必要な自分の軸になっていくでしょう。だからこそ、受験は全力で頑張る価値があると思うのです。

 

 

 

 

 

 

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